塔の日本旅館
星のや東京の体験で、一番面白いことはやっぱり東京で「ホテル」ではなく、「日本旅館」がオープンした。ということ。エントランスを入ると早速、靴を脱いで畳の上に上がり、館内には畳のいい香りが漂っています。星のやには、どこの星のやでも必ず日常から「非日常へのスイッチ」とも呼べるものが仕掛けてありますが、この東京の場合は「靴を脱ぐ」という行為がそれに当たります。そしてそれを大都会、東京のど真ん中でやることに面白さがあるし、海外の旅行客は早速入口から「日本文化」を体験できて、楽しいのだろうなと思います。星のや東京は日本文化がふんだんに詰まった、まさしく「日本旅館」なのです。