Project Description

聖なる川の集落

星のやバリは、インドネシアのバリ島にあるウブド村にあります。ウブドはバリの伝統的なダンスやアート、寺院を間近に見ることのできる、バリ芸術のメッカ。そしてバリ・ヒンドゥーを信仰するとっても敬虔な人々が住んでいます。そんなウブドに流れるプクリサン川の渓谷に、星野リゾートの「星のや」ブランドにとって、初めての海外進出リゾート「星のやバリ」はあります。敷地内には、森に浮かぶプライベートカフェ「カフェ・ガゼボ」をはじめ、どの客室からも直接プールにアプローチできる「運河プール」と名付けられたプールが3本流れています。気分によって自分が好きな場所で1日中敷地内にいても、全然飽きない(笑)。贅を尽くした空間。そんなリゾートが星のやバリです。

雨の日にこそいたくなる
カフェ・ガゼボ

星のやバリの渓谷には、敷地内でもひときわ目を引く「カゴ」のような物体が浮いています。実はこれ、「カフェ・ガゼボ」と名付けられたプライベートカフェなのですが、この「カゴ」からウブドの渓谷を眺めることができ、プクリサン川の流れる音や鳥や虫の心地よいさえずり、風の音を聞きながら過ごすことができます。さらに「カフェ」ですので、ここではコーヒーやお茶をはじめとして、グアバなどのフローズンフルーツドリンクや、ビンタンビールなどのお酒、フルーツを注文することができます。驚くことにこの空間は、「雨」の方が心地が良い。360度雨音に囲まれて降りしきる雨をボーッと眺めることは、この上なく心地が良いのだ。ということに気付かされます。

星のやバリ カフェ・ガゼボ

客室は運河プールの
ほとりに佇むヴィラ

星のやの客室は全部で3タイプのヴィラです。自分が泊まったのは、ヴィラ・ブランというタイプの客室。運河プールのほとりには、プールサイドリビングが付いていて、これが1階に位置します。2階は眺めの良いガーデンテラスと寝室、お風呂があって、自分の客室の中だけでも大きく分けて3つも過ごせる場所が存在します。だから自分のその時の気分によって、過ごす場所を選べる。プールサイドで水の流れる音を聞きながら読書することも、部屋の中で涼みながら読書することもできちゃいます(笑)

開放的なメインダイニングと
インルームダイニンニング

星のやバリの食事処は主に2つ。一つは完全なオープンエアであるメインダイニングで頂く食事。ここでは、朝の気持ちの良い空気や鳥のさえずりを感じながら、インドネシア朝食、洋朝食、和朝食と3つから選べる朝食を食べることも、全10品にも及ぶコースのディナーを食べることもできます。そしてもう一つは自分の部屋でのんびりと気兼ねなく食事をすることのできるインルームダイニング。メニューは、ミーゴレンやナシゴレン、クラブサンドイッチにうどんなど、豊富です。

星のやバリ ガーデンテラス インルームダイニング

集落に3つ流れる
運河プール

集落内に3本流れる運河プール。North、Center、Southの3つがあり、それぞれに全長も違うし、作りも少し異なります。プールには少し高いところから、水が落ち続けていて、寺院で沐浴をする現地の人たちを見たことがあるなら、その水を見てなんとなく沐浴を思い出します。3本ぞれぞれのプールにはプールラウンジもありますし、自分の部屋から暑いと思った時、泳ぎたいと思った時にそのままプールへ入ることもできちゃいます。

森を臨む別棟で
バリのスパ

ちょっと身体が疲れたな。なんて感じたら、バリでは有名なスパをもちろん受けることもできちゃいます。森に佇む離れに移動するのですが、この移動方法がまたすごい。訪れた方のお楽しみのために、ここでは明かしませんが(笑、スパ専用棟へと移動してスパを受けることになります。ボディリラクゼーション120分やバリニーズトラディショナルボレー90分のコースなど、いくつかのコースが用意されていて、施術の部屋もいくつかの部屋タイプがあります。自分が受けさせて頂いたのは、スパスイートの部屋。施術後は森をすぐ目の前に眺めながら、ジャグジーに入ることができました。

星のやのアクティビティで
バリの世界遺産に触れる

星のやバリだけでも過ごす場所がいっぱいあるので十分楽しめてしまいますが、せっかく来たならバリの歴史や文化や現地の方と触れ合いに外へ出たくなるというもの。そんな時でも星のやバリでは、他の星のやと同じように「アクティビティ」がちゃんと用意されています。スバリ村では世界文化遺産として登録された田園の水利システム「スバック」を見ることができて、手作業で田植えを行う現地の方とも触れ合うことができます。そして聖なる泉の湧くティルタ・ウンプル寺院での沐浴の様子は、圧巻です。これらのツアーは日本語がとても堪能なガイドさんが連れて行ってくれるので、安心です。

バリ以外の星のや